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事例
2026.07.01

ドローン日常点検表と整備記録の書き方|飛行前点検の義務と法律を解説

会社の業務にドローンを導入することになったけれど、法律で決まっている点検や記録って何をすればいいのかわからないと悩んでいませんか?ドローンをビジネスで安全に飛ばすためには、法律(航空法)で定められた毎回の点検と、その記録の作成・保管が絶対に欠かせません。

この記事では、インフラDX担当者になったばかりの初心者の方でもすぐに実践できるように、日常点検表や整備記録(ログブック)の正しい書き方を分かりやすく解説します。現場で迷わない具体的なチェック項目や見本も用意しました。

さらに、後半ではドローンを長期間安全に運用するために必ず知っておくべき機体選びの落とし穴と、トラブルに強いドローンの魅力についても触れていきます。この記事を読めば、法的なルールをしっかり守りながら、効率的なドローン運用をスタートできるようになります。

【法律で義務化】ドローンの飛行前点検と記録のルールとは?

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ドローンをビジネスで安全に運用するためには、まず法律上の義務を正しく理解することが第一歩です。航空法で厳しく定められたルールを無視すると、企業にとって大きなリスクになります。

この章では法律で決まっている点検の全体像や、作った記録の正しい保管ルールまでを分かりやすく整理していきましょう。

知らないと罰則も?航空法で決まっている毎回の点検

ドローンを屋外で飛ばす際、飛行前点検を行うことは法律(航空法)で義務付けられています。これは趣味の空撮であっても、企業のインフラ点検であっても変わりません。

もしもこの飛行前点検を怠ってドローンを飛行させた場合、航空法違反となり10万円以下の罰金が科される可能性があります。ちょっとそこまで飛ばすだけだからという油断は厳禁です。ドローンを起動する前には、必ず決められた項目をチェックする癖をつけましょう。

義務化された日常点検と定期メンテナンスの役割

法律で求められる点検には、大きく分けて2つのタイミングがあります。

まず1つ目が「日常点検(飛行前点検など)」です。これはドローンを飛ばすその日その都度行う点検のことで、バッテリーの残量やプロペラのキズ、通信状態など、今すぐ安全に飛ばせる状態かどうかを現場で確認します。

そして2つ目が、飛行時間が20時間を超えたときや3ヶ月に1回など、一定の期間ごとに行う本格的な「定期メンテナンス(定期点検)」です。内部の部品にゆるみがないか、消耗品が劣化していないかなど、じっくりと機体の健康状態をチェックします。

毎日の日常点検で目の前の安全を確保し、決まったごとの定期メンテナンスでドローンの寿命と安全性を長持ちさせるという、2つの役割を覚えておきましょう。

作った記録はどこに何年残す?データ保管のルール

ドローンを点検したり、整備したりした内容は、すべて「飛行日誌(ログブック)」として記録に残さなければなりません。この記録にも、法律で定められた厳しい保管ルールがあります。

作った点検・整備の記録は、最後に記録した日から2年間、いつでも確認できるように保管しておく必要があります。保管方法は紙のノートに手書きしたものでも、パソコンやスマホのデータ(PDFやクラウド)でも構いません。国交省の立ち入り検査や、万が一の事故が起きた際に、いつでもすぐに提出できる状態にしておくことが大切です。

【そのまま使える項目例】ドローン日常点検表の正しい書き方

法律のルールが分かったところで、次は実際の現場で行う日常点検表の具体的な書き方を見ていきましょう。チェックすべきポイントをあらかじめ整理しておけば、慣れると数分で終わる作業です。

現場でそのまま使える項目例とスムーズな確認の手順をご紹介します。

飛ばす直前にここを見る|日常点検表の必須チェックポイント

日常点検(飛行前点検)で必ず確認すべき、基本のチェックポイントをまとめました。まずは以下の表を参考に、機体の状態を目と手で確認してください。

点検する場所 具体的なチェック内容
プロペラ・モーター ヒビ割れやキズはないか、スムーズに回転するか
バッテリー 十分に充電されているか、膨らみや異常な発熱はないか
機体フレーム ビス(ネジ)の緩みはないか、アームに亀裂はないか
通信・センサー GPSの電波は十分に届いているか、カメラ映像は映るか
周囲の環境 風が強すぎないか、近くに障害物や立ち入り禁止区域はないか

現場がラクになるオリジナル点検表テンプレートの作り方

毎回の点検をスムーズにするためには、会社ごとに使いやすいオリジナル点検表(テンプレート)を作っておくのがおすすめです。

テンプレートを作るコツは、チェック項目を「〇/✖」の2択のシンプルな形にすることです。また点検した人の名前、日付、飛行場所、ドローンの製造番号(シリアルナンバー)を入力する欄をあらかじめ上部に作っておくと、後からの管理が劇的にラクになります。Excelなどで1枚のシートを作っておき、現場に印刷して持参するかタブレットで入力できるようにしておきましょう。

迷わずスムーズに|トラブルを防ぐための実際の点検手順

現場に到着してからドローンを浮かせるまでは、一連の流れに沿ってスムーズに点検を行いましょう。

まずは電源を入れる前の「目視チェック」です。ドローンに直接触れて、プロペラのキズや本体のネジの緩みがないかを目で見て確認します。次に「電源ONとシステムチェック」を行います。ドローンと送信機(プロポ)の電源を入れ、アプリの画面を見ながら、エラー表示が出ていないか、GPSが正しく受信できているかを確認してください。

最後に、ドローンを数メートルだけ静かに浮かせる「テスト飛行(ホバリング)」を行います。その場でじっと安定しているか、異音や変な振動が聞こえないかを確認できたら点検は完了です。このステップを順番に行うことで、離陸直後の墜落などのトラブルを未然に防ぐことができます。

【見本・文例付き】ドローン整備記録(ログブック)のカンタン作成ステップ

日常点検とは別に、ドローンの修理や消耗品の交換を行った際には「整備記録(点検記録)」をつける必要があります。これも法律で義務付けられている大切な書類です。

この章では、具体的にどのような内容を書けばいいのか、初めての方でも迷わないように見本と合わせてわかりやすく解説します。

これだけ書けば安心|整備記録に必ず入れるべき内容

整備記録には、国のルールで書き方が決まっている必須項目があります。難しそうな名前に見えますが、実際に書く内容はとてもシンプルです。

必要な項目としては、まず整備を行った日時と場所、そして定期点検のため、あるいはプロペラにキズを見つけたためなど「整備をした理由」が挙げられます。加えて、プロペラを新品に交換したなどの「整備した具体的な内容」と整備をした人の名前、最後にテスト飛行を行い問題なく作動することを確認したという「整備後の確認結果」の5つが網羅されていれば、形式は自由です。

【トラブル・部品交換】困ったときの具体的な書き方お手本

もしドローンを壁にぶつけて部品を換えたらどう書けばいいのかという方のために、具体的な文例(お手本)を用意しました。

【整備記録の記入例】

  • 日時:2026年〇月〇日
  • 場所:〇〇県〇〇市弊社テスト飛行場
  • 理由:日常点検において、右前方のプロペラに小さなひび割れを発見したため。
  • 実施内容:右前方のプロペラ(純正部品番号:XXXX)を新品に交換。全体のネジの増し締めを実施。
  • 実施者:山田太郎
  • 確認:交換後、高度3mでのホバリングおよび前後左右の移動テストを3分間実施。異音や機体のブレはなく、正常に飛行することを確認した。

このように「なぜやったのか」「何をしたのか」「その結果どうなったのか」を誰が見ても分かるように優しく残すのがポイントです。

面倒な書類をスッキリ|スマホやクラウドで管理するメリット

ドローンの飛行回数や管理する機体が増えてくると、紙のノートやExcelのファイルでの管理はどんどん面倒になっていきます。あの日の記録はどこにやったっけと探す時間ももったいないですよね。

そこでインフラDX担当者におすすめなのが、スマホアプリやクラウドサービスを使ったデジタル管理です。飛行が終わったその場でスマホからポチポチと入力するだけで、法律に沿った記録が自動で保存されます。データの紛失リスクがなくなり、社内での共有も一瞬で終わるため業務時間を大きく削ることができます。

知っておきたい落とし穴:海外製ドローンの修理・メンテナンスが難しい理由

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ここまでは点検や記録の正しいやり方を解説してきましたが、実はどれだけ皆さんが丁寧に点検を行おうとしても、現場の努力だけではどうにもならない「機体選びの落とし穴」が存在します。

現在、多くの企業が導入している海外製ドローンに潜む、修理・メンテナンスのリアルな問題点についてお話しします。

中身が分からないブラックボックス機体に潜むリスク

多くの海外製ドローンは、内部のシステムや電子基板の構造が公開されておらず、中身が全く見えない「ブラックボックス」状態になっています。

そのため、少し調子が悪いなと感じて点検しようとしても、私たちユーザーや国内のサポート会社では、内部のどこに原因があるのかを本当の意味で調べる(保守・整備する)ことができません。法律で義務付けられた点検をいくら厳密にやろうとしても、中身がブラックボックスである以上、限界があるのです。

調子が悪くなっても原因が分からず修理できない実態

もし海外製ドローンに原因不明のエラーが発生した場合、国内では修理ができず、機体を丸ごと海外の工場へ送って検査してもらうという事態がよく起こります。

海外の工場に送ると原因の特定までに何週間も待たされるだけでなく、なぜ壊れたのかの詳細な理由が分からないまま、高額な修理費用だけを請求されるケースも少なくありません。これでは会社の予算を管理するDX担当者としても、原因究明や次の対策が立てづらくなってしまいます。

部品が届かないのが原因で会社の業務が止まってしまう恐怖

さらに恐ろしいのが、消耗品や交換パーツの供給トラブルです。海外の政治情勢や物流の遅れ、あるいはメーカーの急な方針転換によって、交換用のプロペラやバッテリーが数ヶ月間も日本に入ってこないというリスクが常に付きまといます。

プロペラ1枚、ネジ1本が足りないだけでも、法律上ドローンは飛ばせません。つまり部品供給のストップは、計画していたインフラ点検や会社の業務が数ヶ月にわたって完全に停止してしまう最悪の事態を意味しているのです。

トラブルに強くて安心|中身が見えるドローン「Autonomy Dynamics」の魅力

海外製ドローンのブラックボックス化や部品不足のリスクを避けて、長期的に安心してインフラDXを成功させるには、どうすればいいのでしょうか?

その答えは、機体のすべての情報がオープンで国内での高いメンテナンス性を誇る国産ドローン「Autonomy Dynamics」です。なぜこの機体が選ばれているのか、その魅力を詳しく解説します。

すべての部品の出所がはっきりしている絶対的な安心感

Autonomy Dynamicsの最大の強みは、ドローンを構成しているネジ1本、基板のパーツ1つに至るまで、すべての部品の出所(どこで作られたか)が完全に明確になっている点です。

どこの国のどの工場の部品を使っているかが不透明な海外製とは異なり、部品の供給ルートがすべてわかるようになっています。そのため、安全面やセキュリティ面を厳しくチェックされるインフラ産業(電力、道路、建築など)でも、100%安心して導入の稟議を通すことができます。

隠しごとのないオープンな構造だから自分たちでも手入れしやすい

Autonomy Dynamicsの機体は、中身がブラックボックス化されていません。構造がオープンに開示されているため、日常の点検や定期メンテナンスの際も、どこをどう手入れすればいいのかが非常に分かりやすいのが特徴です。

万が一、現場でちょっとした不具合の予兆があっても、国内のサポートチームと連携して素早く原因を特定できます。中身が分からないから触れないというストレスから解放され、本当の意味での安全な保守・整備を自社でコントロールできるようになります。

部品がいつでも手に入る|長期間のインフラ仕事に選ばれる理由

ドローンを5年、10年とビジネスで使い続ける上で、最も重要なのはパーツが途絶えないことです。

Autonomy Dynamicsは、有事の際(国際的な物流トラブルや災害時など)であっても、部品供給が絶対に途絶えない国内中心の供給体制を整えています。必要なときに必要なパーツがすぐ手に入るため、機体の修理待ちで会社のインフラ点検業務がストップしてしまう心配がありません。

この業務を止めない安定性こそが、多くのインフラDX担当者に選ばれている最大の理由です。

まとめ:正しい点検と手入れがしやすい機体選びが運用のカギ

ドローンのビジネス運用において、航空法で定められた「飛行前点検」や「整備記録(ログブック)」を正しくつけることは、罰則を避けるためだけでなく会社の資産と現場の安全を守るために必須の業務です。テンプレートの活用やデジタル管理を導入して、まずは現場の手間を減らす工夫をしてみましょう。

そして、それと同じくらい重要なのが「点検・整備がしやすい機体を選ぶこと」です。

中身が見えない海外製のブラックボックス機体を選んでしまうと、パーツ1つの不足で業務が何ヶ月も止まるリスクを抱えることになります。全構成部品の出所が明確で、部品供給がストップしないAutonomy Dynamicsのような「高い透明性とメンテナンス性」を持った機体を選ぶことこそが、インフラDXを長期的に成功させる一番の近道です。

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